
東予総合高校の開校準備の一つである新校舎の建設が進んでいます。現在、建設予定地では基礎杭の打設が完了し、見えない地中部分で新しい学び舎をしっかり支える準備が整いました。これから、少しずつ形になっていく校舎の姿がとても楽しみです。

新しい制服は、スクールカラーであるえんじ色を基調にした、スタイリッシュで洗練されたデザイン。壬生川にゆかりのある色を身にまとい、地域とのつながりも感じられる一着です。スラックスとスカートの選択も可能で、自分らしさも大切にできます。詳しくは上の画像をクリックしてください。

東予総合高校の校歌は、石鎚山や瀬戸内海など、地域の自然や学びへの想いを歌詞に込めた一曲です。作詞は小松・東予・丹原の3校の生徒・教員から募集されました。作曲は、えひめ国体の行進曲「オレンジの風に吹かれて」などを手がけた愛媛大学教育学部教授・井上洋一さん。美しい旋律が、生徒たちの未来への歩みをやさしく力強く支えてくれます。

東予総合高校の校章には、地域の近代産業を支えた「桑」と「繭」、そして西条市の花「桜」の花びらが描かれています。新しい学校が地域とともに歩んでいく思いが込められています。デザインは、小松・東予・丹原の3校の生徒や先生からアイデアを募集してつくられました。製糸業の発展に貢献した周桑の歴史を背景に、目標に向かって未来を創造する学校の姿を表す、希望に満ちたシンボルです。

今日は春分の日。春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として国民の祝日に定められています。草木が芽吹き、生命が活発に動き出すこの季節は、新たな始まりを感じさせます。
東予総合高校の開校も、まさに新しい生命が育つように、少しずつ形になってきています。未来の東総生がこの地で学び、多様な学びを通じて成長する姿を思い描きながら、より良い学校づくりに取り組んでいきます。
春の光に包まれながら、未来へ向かう一歩を大切にしていきたいですね。