
11月12日(水)、東予高校で交流学習が実施され、丹原高校の普通科3年生と園芸科学科2年生が、東予高校建築工学科2年生の「鉄筋組立出前講座」に参加しました。今回は、鉄筋工事の役割や重要性について学ぶことを目的に開催されました。人間の骨格にあたる鉄筋の組み立て方を学び、結束作業や圧接なども体験しました。何もない状態から形ができあがっていく様子に、参加者は驚きと感動を覚えました。「普段できない体験で、建物の見えない部分の大切さを知ることができた」「初めて会う人と協力して作り上げることができてよかった」との声も聞かれ、学びの多い一日となりました。
※この記事は、「鉄筋組立出前講座」に参加・取材してくれた丹原高校3年のKさんが書いてくれました。

10月25日(土)、丹原高校で第73回菊花展が開催され、約700人の来場者でにぎわいました。園芸科学科の生徒が丹精込めて育てた菊の展示・販売を行うこの行事は、4月の苗販売と並び、地域の学びを地域へ還元する大切な活動です。近年では園芸科学科だけでなく、普通科の生徒も運営に携わり、商業科目を学ぶ生徒は接客や会計、地元企業とのコラボ出店にも挑戦しました。この伝統ある行事は、東予総合高校にも引き継がれる予定です。来年からはアグリデザイン科を中心に、他の学科との連携でどのように新しい花を咲かせるのか、今から楽しみです。

10月18日(土)、今治市営中央体育館で開催された「えひめ県立学校進学フェア」に参加しました。全体では200人を超える来場があり、各ブースでは学校の特色や魅力についての質問が相次ぎ、活気ある雰囲気となりました。東予総合高校のブースにも約30組・80名の方々が訪れました。中学生の高校進学への想いを感じるとともに、保護者やご家族が子どもたちの今や将来を真剣に考える姿が印象的でした。また、新しい県立学校のカタチへの期待も感じられ、私たちの学校づくりへの想いもより強くなりました。

10月5日(日)、イオンモール新居浜で開催された「えひめ県立学校進学フェア」に参加しました。会場全体では500名を超える来場があり、東予総合高校のブースにも約30組の方々が訪れてくださいました。学校の特色や学科の魅力、探究活動などについて紹介する中で、熱心に耳を傾けてくださる姿が印象的でした。進路を控えた中学生だけでなく、小学生や保護者の方々ともお話しでき、私たち自身も学校づくりのヒントを得ることができました。次回は10月18日(土)に今治中央体育館で実施予定です。多くの方々とお会いできるのを楽しみにしています。

10月1日(水)、丹原高校で地歴・公民×農業×商業による職業・学科横断型授業を実施しました。普通科Ⅰ型・Ⅱ型・園芸科学科の生徒が混成グループを編成し、「台湾への新たな輸出農作物の提案」に挑戦しました。世界のヒマワリ生産の現状や花の活用方法の地域差、コカ・コーラの商品展開などを事例に得た学びをもとに、クリティカル・コンパリソンやクリティカル・シンキング、STP分析の視点を持ち寄り、どのような情報収集を行うか計画を立てました。自らの学びを伝える難しさや、情報を集め分析することの重要性を実感する、スキルトレーニングの時間となりました。当日は小松高校や東予高校の先生方も見学し、新しい学校づくりに向けて共通の学びを深めました。