周桑物語

9月1日は始業式でしたが、新校舎の落成式もありました。そのために50名近くの来賓の皆様が来校してくださいました。
そして、皆様のおもてなしのお茶は「桑の葉茶」を準備させていただきました。さらにお茶請けには「桑の葉クッキー」を添えさせていただきました。
桑の葉茶は、教員の有志が収穫・乾燥・煎茶を手がけました。クッキーは家庭科が専門の木村教頭先生がハンドメードしてくださいました。
評判はもちろん上々でした。東予総合高校の校章を彩る「桑の葉」にちなんだおもてなしができました。
東予総合高校は、先生方の探究活動も活発に行われています。
蚕で探究 Ⅱその⑦に続く
周桑物語

桑の枝の皮で和紙を漉いた後に残る幹の部分を使って木製スプーンやバターナイフを作ってみました。
また、木工にも使えない細い部分は、木炭づくりに利用しました。
できた木炭は消臭剤としお手洗いなどに置いて利用しました。
蚕で探究 Ⅱその⑥に続く
周桑物語

桑の枝の皮で和紙を漉いた後に残る枝などを燃やして完全に灰にしました。それを使って釉薬を作りました。
そして桑の葉をかたどった素焼きの陶器にその釉薬をかけて「桑釉薬がけ桑皿」の完成です。
緑褐色の地色に釉溜りは青緑乳白色の美しい皿となりました。
蚕で探究 Ⅱその⑤に続く
周桑物語

桑の葉でお茶を製造しておいしくいただきました。葉っぱを採った後には枝が残ります。
さて、この枝をどう使おうかと思案したところ、楮(コウゾ)がクワ科の植物であることを思い出し、桑で和紙を漉(す)こうということになりました。
枝の皮を剥いで処理することで柔らくかほぐして漉上げます。
紙漉きを経験した人は多いと思いますが、その原料であるパルプを植物から調製するところから経験したことのある人は圧倒的に少ないのではないでしょう。
出来上がった和紙は、はがきやインテリアとして楽しめます。
蚕で探究 Ⅱその④に続く
周桑物語

蚕の飼育も一段落ついた頃、桑の葉でお茶を製造しました。とてもおいしいお茶ができました。
「桑の葉茶」に健康効果があるとの情報を得たので、お茶づくりをしたのです。
きれいに洗った桑の葉を幅1 cm程にはさみで裁断し、天日干ししたものを煎じて飲んでみたら味は普通。
次に、洗った桑の葉を蒸し器で蒸した後に裁断し、天日干ししたものを煎じて飲んでみたら味は美味い。特に夏に冷やして飲むと特に上等。
桑の葉にはデオキシノジリマイシン(DNJ)という物質が含まれており、血糖値スパイクという血糖値の急上昇を抑える効果があるということです。
でんぷん質を食べるとそれが分解されて糖分になって血糖値を上昇させます。DNJはでんぷんを分解する酵素をブロックすることで血糖値の上昇を抑えるという仕組です。
健康効果が期待できる桑の葉を様々な食材に添加すればカロリー0も夢じゃない?!
蚕で探究 Ⅱその③に続く