Q 大学などでは、一般入試以外の入学比率が拡大していて、特に総合型選抜が増えていますよね。国公立の難関大学でも探究の実績と基礎学力の両方の準備が受験生に求められていますが、東予総合高校ではこれらの入試に対してどのような対策をするのですか? A 東予総合高校では、全学科・全学年において学科ごちゃ混ぜの「総合的な探究の時間」を実施します。3年間を通してしっかりとした研究を行うことにより、幅広い知識・技能(技術)はもとより、主体的・対話的で深い学びを実現します。 東予総合高校には他学科の授業を学べる自由選択科目があるので、進路希望に応じて学びの幅を広げることが可能です。また、職業学科では「課題研究」という科目で「総合的な探究の時間」で行うような探究活動を長年にわたり積み重ねてきた実績があります。東予総合高校には、農業・工業(機械・電気・建築・土木)・家庭・商業の専門的知識・技能を持つ教師陣がそろっています。そして幅広い学びを支える設備、機器、教材もそろっています。また、異なる分野を学ぶ仲間と協働することで、新しい発想や発見が生まれやすく、実りある探究実績が期待できます。 東予総合高校は周桑地区の高校教育の中心を担う学校として、現在、丹原高校の普通科が実現している進路実績以上の成果を上げるべく、設置されます。そこで、進学校において豊かな進学指導や教科指導の経験を持つ多くの教員の配置が予定されています。また、総合学科は普通科に比べ少人数教育が可能であるため、より手厚い教科指導・進路指導を実施することができます。