東予総合高校のライフデザイン科では、幼児とのふれあいを通して保育の学びを深めます。遊びやお昼寝など日常の関わりを通じて、子どもたちの成長に寄り添う喜びや、思いやりの心を育みます。実習では、実践を重ねる中で信頼関係の築き方や責任感を学び、未来の保育士や教育者としての基礎力を養います。
東予総合高校では、円滑なコミュニケーションとチームワークの大切さを学びます。異なる専門分野の生徒が協力する「産業探究（総合的な探究の時間）」では、農業・工業・家庭・総合の各学科が一体となり、立場や知識の異なるメンバーとの対話を通じて協働する力を育てます。こうした実践を通じて、社会で必要な対話力や協調性を磨き、未来に向けたチームワークを身に付けます。
東予総合高校には、農業科（アグリデザイン科）と家庭科（ライフデザイン科）が連携した学びがあります。アグリデザイン科では、作物の育成や栽培方法を学び、美味しく安全な食材づくりに取り組みます。一方、ライフデザイン科では、その食材を活かした調理技術を習得し、見た目も味も魅力的な料理を生み出します。このように、育てる喜びと作る楽しさを通じて、地域に貢献できる力を養います。
東予総合高校の農業科（アグリデザイン科）では、「いただきます」につながる食農教育に取り組みます。食農教育とは、「食」とそれを生み出す「農」について、体験し、学ぶことをいいます。高校生が、農業の基本を学びながら地域の園児等に農業体験を提供し、食への関心と感謝の心を伝えます。作物の育成から収穫、調理実習に至るまでの体験し、地域の子どもたちとともに学び、自然への感謝や持続可能な社会づくりへの意識を育みます。
「安全を優先し、率先して実践する」－東予総合高校の工業科（機械電気科・建築土木科）の学びではこの考えを大切にします。安全意識を根底に、実践やプロジェクトでリスク管理の重要性を学びながら、仲間と協力し、実社会に役立つスキルを磨きます。